日本流星研究会
夕方に見られる"火の玉"について
〜 火球と飛行機との見間違いにご注意! 〜
Last Updated : 2008/8/2
1月中旬より,東京近郊地区を中心に夕方"火の玉"のような物体が見えたというご報告を日本流星研究会にご連絡頂いています.その大半が,夕方の夕日が飛行機雲や飛行機本体に反射して光っているものです.流星の発光は長くても数秒です.対して,飛行機雲や飛行機本体の夕日による反射は数分間など長い間見え続けます.流星の明るいものを火球(かきゅう)と呼びますが,火球のご報告の際は飛行機雲や飛行機本体ではないことをあらかじめご確認の上ご報告頂きますようよろしくお願いいたします.また,日本流星研究会の掲示板にも同様の書き込みがあります.お間違えのないようにご報告をお願いいたします.
- 流星(火球)と飛行機雲との違い
- 流星や火球は,光っている時間が1秒未満〜数秒程度です.対して,飛行機は数分間からそれ以上見られます.
- 飛行機本体や飛行機雲が夕日に照らされて火の玉のように見える現象は夕方の空気がよく澄んだ日によく見られます.
- 飛行機や飛行機雲が"火の玉"のように見えているサンプル画像
- 以下はサンプル画像です.すべて飛行機雲あるいは飛行機本体が夕日に照らされて光っているものです.(画像:丸山卓哉氏提供)
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