日本流星研究会

2004年しぶんぎ座流星群・速報集計




Last Updated : 2008/8/2

このページでは、2004年のしぶんぎ座流星群についての日本流星研究会による速報集計値を紹介します。
日本流星研究会(NMS) による速報集計・1月11日10時発表 -- 最終アナウンス --
2004年1月11日10時発表のしぶんぎ座流星群観測速報です.集計は日本流星研究会・内山茂男氏がされました.

集計に使用したデータは個人観測もので、輻射点高度<15度、最微等級4.1等未満,雲量>=40%または観測時間が30分に満たないものは集計に用いませんでした。流星出現数を表す数値「天頂修正出現数」(ZHR) は光度比(光度関数)を2.0、輻射点高度補正を1/sin(RP.H)としたもの(国際流星機構:IMO:準拠)で計算してあります。表中「ZHR Err.」とは平均ZHRに延べ観測流星数の平方根の逆数を乗じた値です。

<< 1日毎集計(JST) >>

Month day  Nind. Teff  QUA  HRave  ZHRave  Err.
-----------------------------------------------
  12  27/28   2   2.0    5   2.5     5.5   2.5
  12  28/29   1   1.0    2   2.0     6.7   4.7
  12  29/30   2   2.0    6   3.0     6.8   2.8
  12  30/31   0   0      0   -       -     -
   1  31/ 1   2   2.3    8   3.5     8.7   3.1
   1   1/ 2   2   4.5   17   3.8    15.6   3.8
   1   2/ 3   4   5.2   58  11.2    27.8   3.7
   1   3/ 4  17  27.7  812  29.3   104.3   3.7
   1   4/ 5   1   4.0   70  17.5    53.9   6.4


<< 1時間毎集計(JST) >>
Month day hr Nobs Teff  QUA HRave ZHRave Err.
-----------------------------------------------
  1    4   1   3   3.3   51  15.5  102.1  14.3
  1    4   2   6   5.7   77  13.5   95.5  10.9
  1    4   3  10   9.2  213  23.2  104.3   7.1
  1    4   4  20  17.7  533  30.1  103.5   4.5
  1    4   5  18  14.8  521  35.2  102.2   4.5
  1    4   6   6   4.3  202  47    110.4   7.8

観測者 11名   ( )内は計算に用いた観測時間(hr)
住江和博(10.8), 橋本岳真(10.2), 長田和弘(7.3), 村木実(4), 
加藤浩之(2), 内山茂男(2), 田中義人(1.8), 比嘉義裕(1.3), 
柳信一郎(1), 飯山青海(1), 斉藤麻弓(1), 相馬望(1),
大林弘史(0.8), 武田久美子(0.8), 木佐貫篤(0.7), 柘植栄佑(0.5),

その他報告者
中村斎, 佐藤孝悦, 早水昭二, 甲斐久美子, 渡邊琢司, 安座間悠



 総流星数 QUA: 978
 総観測時間  :  48.7 hr

Nind.:その夜の観測者数。         Teff :観測時間(hr)
QUA  :しぶんぎ群流星数           HRave:平均HR
ZHRave:平均ZHR。                 光度比は、r=2.0 で計算。
Err. : ZHRave/sqrt(QUA)で算出。

輻射点高度15度以上、最微星4.1等以上、雲量2.9以下のデータを使用
しています。

日別集計結果のグラフ






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