日本流星研究会

しぶんぎ座流星群
(Quadrantids)





Last Updated : 2008/8/2

新年早々,極大を迎える流星群です。「しぶんぎ座」という星座は現在存在しません。しかし,現在の88星座が設定される以前に,壁面四分儀座という星座があったことに由来しています。この群は極大出現数は多いのですが、その継続時間が短いため、極大時刻が日本の夜にうまく当たるかどうかで実際に見ることの出きる流星が大きく変わります。毎年の年初を飾る流星群ですので、新年の運試しとして(?)「流星観測始め」をされてはいかがでしょうか。


2007年しぶんぎ座流星群観測速報
2007年1月6日発表の速報集計結果(最終)です。

2006年しぶんぎ座流星群観測速報
2006年1月13日発表の速報集計結果(最終)です。

2005年しぶんぎ座流星群観測速報
2005年1月8日発表の速報集計結果(最終)です。

2004年しぶんぎ座流星群観測速報
2004年1月11日10時発表の速報集計結果(最終)です。

この他,速報提供がなされているページ
 ・流星電波観測国際プロジェクト2002 しぶんぎ座流星群
    ・電波観測速報 (公開中)

2003年しぶんぎ座流星群観測速報
2003年1月6日21時現在の速報集計結果です。

2002年しぶんぎ座流星群観測速報
2002年01月08日22時までの速報報集計結果です。


近年の出現状況

しぶんぎ座流星群のデータ

      日本流星研究会
    (NMS)
    国際流星機構
    (IMO)
    流星群名称 しぶんぎ座流星群
    英文表記 Quadrantids
    流星群コード   QUA
    活動期間 12月28日 〜 1月6日 1月1日 〜 1月5日
    極大太陽黄経 283.1
    283.4
    283.16
    極大時輻射点位置 赤経 = 230
    赤緯 = +49
    赤経 = 230
    赤緯 = +49
    性状 中速、白色 極大出現数(ZHR):120
    光度比:2.0
    対地速度:41km/s
    観測可能時間帯 23時〜夜明け  
    母天体 マックホルツ第一周期彗星 96P/Machholz 1
    出典 天文回報 #678
    「1月の観測指針」
    (溝口秀勝)
    国際流星機構
    「眼視観測ハンドブック」(1995年)
    「A New Working List of meteor shower」 (2006)

    ※「りゅう座ι(イオタ)流星群」と呼ばれることもありますが,この呼び方は正しい表現では
      ありません。あくまで通称であり,正式名称は「しぶんぎ座流星群」になります。

極大夜の観測条件(2007〜2015年)


    1月
    JST
    極大太陽黄経となる時刻 極大夜
    (4日0時)
    の月齢
    予想
    出現数
    (HR)
    観測条件
    283.1
    (NMS)
    283.16
    (IMO)
    283.4
    (NMS)
    2009年 3日20時 3日22時 4日03時 7 40
    2010年 4日02時 4日04時 4日10時 18 40
    2011年 4日09時 4日10時 4日16時 29 40
    2012年 4日15時 4日16時 4日22時 10 30
    2013年 3日21時 3日22時 4日04時 22 30 最悪
    2014年 4日03時 4日04時 4日10時 3 60 最良
    2015年 4日09時 4日11時 4日16時 13 30 最悪


参考資料





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