日本流星研究会
みずがめ座η(エータ)流星群
(ηAquarids)
Last Updated : 2008/12/27
5月のみずがめ座流星群は、ハレー彗星が母天体の流星群です。ただし、流星群の放射点がみずがめ座ということで、日本からは放射点高度が高くなりません。南半球では、北半球でのペルセウス座流星群に匹敵する年間の主要流星群です。ゴールデンウィークに極大を迎えますので、南半球へ旅行に行かれた際、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
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速報集計結果(2003年)
2003年05月08日16時現在の速報報告による集計結果です。
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速報集計結果(2001年)
2001年05月13日15時までの速報報告による暫定集計結果です。
グラフ
(日本流星研究会のデータによるもの)
なお、日本流星研究会の最終的な集計は2001年06月10日までに眼視観測部門まで報告された観測結果をもとに眼視観測部門担当幹事によって行われ、9月当初に発行される日本流星研究会会報「天文回報」に掲載されます。
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近年の出現状況
1999年の速報集計
2000年の速報集計
2000年の出現状況グラフ
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みずがめ座η流星群のデータ
日本流星研究会
(NMS)
国際流星機構
(IMO)
流星群名称
みずがめ座η流星群
英文表記
Eta-Aquarids
流星群コード
ETA
活動期間
4月22日 〜 5月19日
4月19日 〜 5月28日
極大太陽黄経
44〜46(5月4〜6日)
45.5(5月6日)
極大時輻射点位置
赤経 = 336
赤緯 = -1
赤経 = 338
赤緯 = -1
性状
高速、痕
極大出現数(ZHR):60
光度比:2.4
対地速度:66km/s
観測可能時間帯
02時〜夜明け
母天体
ハレー周期彗星 1P/Halley
出典
天文回報 #678
「5月の観測指針」
(溝口秀勝)
国際流星機構
「眼視観測ハンドブック」(1995年)
「A New Working List of meteor shower」 (2006年)
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極大夜の観測条件(2009〜2015年)
5月 JST
極大太陽黄経と
なる時刻
極大夜の月齢
(6日00時)
コメント
45.5 (IMO)
2009年
6日09時
10
未明の極大は月明かりもなく好条件
2010年
6日16時
21
下弦の月がある。日本では極大が昼間
2011年
6日21時
3
月明かりもなく、極大付近が日本で好条件
2012年
6日04時
15
極大は日本で好条件だが、満月があり観測の障害となる
2013年
6日10時
26
極大が昼間で下弦過ぎの月がある
2014年
6日16時
7
日本では極大が昼間。未明に月明かりはなく条件はよい
2015年
6日22時
17
満月過ぎの月があり観測条件が悪い
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参考資料
吉田誠一さんによる各流星群の近年の活動状況:
みずがめ座η流星群
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