日本流星研究会

やぎ座α(アルファ)流星群
(αCapricornids)




Last Updated : 2008/12/27

みずがめ座δ流星群と同時期に活動を見せるやぎ座流星群は、1時間あたりの流星数は少ないものの、火球を伴う流星がみられます。みずがめ座δ流星群とは対照的に対地速度が遅く、ゆっくりとした流星がみられますので、その区別は比較的に容易にできるかとおもいます。

近年の出現状況


やぎ座α流星群のデータ

      日本流星研究会
    (NMS)
    国際流星機構
    (IMO)
    流星群名称 やぎ座α(アルファ)流星群
    英文表記 Alpha-Capricornids
    流星群コード   CAP
    活動期間 7月中旬 〜 8月下旬 7月3日 〜 8月15日
    極大太陽黄経 126〜128(7月29〜31日) 127(7月30日)
    極大時輻射点位置 赤経 = 307
    赤緯 = -10
    赤経 = 307
    赤緯 = -10
    性状 緩、火球 極大出現数(ZHR):4
    光度比:2.5
    対地速度:25km/s
    観測可能時間帯 21時〜夜明け  
    母天体 小惑星アドニス (2021)Adonis   あるいは
    本田−マルコス−パジュサコバ周期彗星
     45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova
    出典 天文回報 #684
    「7月の観測指針」
    (溝口秀勝;1999)
    国際流星機構
    「眼視観測ハンドブック」(1995年)
    「A New Working List of meteor shower」 (2006年)


極大夜の観測条件(2009〜2015年)

    7月 JST 極大太陽黄経と
    なる時刻
    極大夜の月齢
    (30日00時)
    コメント
    127 (IMO)
    2009年 7月30日 8 上弦の月のため、夜半過ぎは好条件
    2010年 7月30日 18 満月過ぎの月のため、一晩中条件はよくない
    2011年 7月31日 29 月明かりがなく最高条件
    2012年 7月30日 11 満月前の月があり、夜明け前は好条件
    2013年 7月30日 22 極大が昼間で下弦過ぎの月がある
    2014年 7月30日 3 三日月程度で、月明かりがなく最高条件
    2015年 7月31日 14 満月頃の月のため、一晩中条件はよくない


参考資料



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